9月1日 防災の日
岩手県奥州市水沢区 ㈱小野忠石材店 専務の小野寺です。
今日は午前中は曇りでしたが、午後からは雨模様です。そういえば最近晴れの日がないように思えます。
秋雨でしょうか?
さて、今日9月1日は防災の日です。震災から4年目です。
大きな地震が来るたび心配される一つがお墓です。
現在人気のある洋型は背丈も低い為今回の震災でも大きな被害は少ないです。その反面、従来の和型墓石は大きな被害がでました。
その当時、きちんと修理をされたお客様は良いのですが、ちょっと竿石がまがっていたので、前の位置に戻したお客様や、
その時は墓石が動いていなくてもセメントによる接着、目地の墓石のお客様は一度点検して見てはいかがでしょうか?
とくに昭和50年代~60年代の墓石です。
どうしてもお墓は1度建ててしまえば、メンテナンスが不要と思われがちです。
しかし、石を組み合わせて作る為必ず補修が必要になってきます。
現在の墓石用接着剤も一生ではなく、早ければ5年から20年の間で効力がなくなります。
大きな地震から墓石を守る方法は、定期的なメンテナンスを行うことで墓石の転倒やズレなどの被害を最小限に抑えます。
地球の地殻変動を抑えることができれば、地震は怖くないのですが(笑) それは不可能でございます。
軸を入れることで、転倒する可能性は低くなります。もちろん、内部の接着もおススメします。